今回はSTAXのSR-Xシリーズ用イヤパッドを紹介・レビューします。
STAXのイヤースピーカーは以前より様々な機種を使用してきましたが、古いものは発売から数十年経過しているものもあり、イヤーパッド等の各種部品は劣化していることも少なくありません。
SR-Xシリーズは1970年に発売されているため、50年以上経過する製品ですね。他のメーカーのヘッドホンで、ここまで古い製品が現役で使えてしまうという物は珍しいですよね。
長期的にも使用できてしまう、STAXの丁寧な製品造りがわかります。
今回は、以前より使用していたSR-Xのイヤパッドを入手することができました。近所のオーディオショップのデッドストック品とのことで、見つけた時には思わず飛びつきました。


ヘッドホンの保守用パーツということで、パッケージはかなり簡素なものです。ビニールの袋に入れられていて、型番のシールが貼り付けされているだけの梱包ですね。
イヤパッドは簡単には破損しないため、輸送の心配もありません。過度な梱包でコストをかけるよりも、簡素な方が個人的には好ましいですね。
早速付け替えて聴いてみると、想像以上に音に変化がありました。大きく異なるのが低音です。弾むような低音になり、量感も増します。中域もより近く感じられるようになり、音の密度が増しますね。
皆さんも、お手持ちのヘッドホンでイヤパッドが劣化しているものがあれば、一度交換してみても面白いと思います。
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