TRANSPARENTといえば、アメリカのハイエンドケーブルメーカーとして有名ですよね。桁違いに高額なスピーカーケーブルやインターコネクトケーブルを展開していて、オーディオマニアなら誰もが知っているブランドだと思います。以前から気になっていたのですが、今回ようやくエントリーモデルにあたる「MUSICLINK PLUS」を入手したので紹介します。
外観と特徴




ケーブルは落ち着いたグレーの被膜で覆われていて、シンプルながら高級感があります。途中に配置されたボックスはTRANSPARENTらしい特徴で、このブランドの象徴といえる部分ですね。初めて手にすると「おお、これがトランスペアレントか」と所有感を感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に手に取ってみると、思ったより取り回しがしやすくて扱いやすい印象です。しっかりとした作りでコシがありつつ、硬すぎるわけではなく自然に配線できるので、ラック裏でも無理なく設置できました。
ボックスの存在感
TRANSPARENTのケーブルを見て真っ先に目につくのはやはり途中のボックス部分。単なるデザインではなく、信号を安定させるための役割を担っていると言われています。このボックスがあることで、ケーブル自体に一種の安心感が生まれていると感じます。
見た目としてもアクセントになっていて、シンプルなグレーのケーブルの中でしっかり存在感を放っています。個人的には「所有欲を満たしてくれるデザイン」として気に入っています。
使ってみた印象
実際にシステムに組み込んでみると、接続した時の端子の精度が高く、しっかり差し込めるので安心感があります。音についてはエントリーモデルということもあって派手な変化はないですが、落ち着いた安定感を感じました。高額モデルの“すごさ”を味わう前の導入としては十分すぎるクオリティだと思います。
まとめ
TRANSPARENT MUSICLINK PLUSは、エントリーモデルながらブランドらしい存在感と作りの丁寧さを感じられるXLRケーブルでした。グレーの被膜と特徴的なボックスデザインはやっぱりかっこよく、システムに導入するだけで所有感を満たしてくれる製品です。
「TRANSPARENTを一度は使ってみたい」という方の最初の一本として、間違いなくおすすめできるモデルだと思います。



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