今回は御影石のオーディオボードを紹介します。
普段はメーカー製のオーディオボードを使うことが多いのですが、どうしても価格が高いのでメイン機材以外にはなかなか導入できませんでした。そんな中、オーディオ仲間の間で「御影石をボード代わりに使うと効果がある」という話をよく耳にしていたので、前から気になっていました。今回ついに導入してみました。
外観と仕上げ



今回選んだのは黒系の御影石ボード。表面だけでなく側面もきれいに仕上げられていて、インテリア的にも悪くありません。石材店などで売られている切りっぱなしのものに比べると多少価格は上がりますが、やはり見た目や扱いやすさを考えると加工済みのものを選んで正解でした。
サイズのわりにずっしりと重さがあり、設置してしまうと簡単には動かない安定感があります。ラックに収めると全体が引き締まって見え、機材も映える感じがしますね。
実際に使ってみた印象
アンプの下に敷いてみたところ、まず低域がすっきりとして輪郭が出てきました。これまで少し膨らんでいた部分が抑えられ、タイトな鳴り方に変わった印象です。
中域から高域にかけても、音が前に出てきて聴きやすくなった気がします。大げさな変化ではないものの、全体的に落ち着きが出て音のフォーカスが合うような感覚がありました。音量を上げなくてもディテールが見えてくるので、じっくり聴くにはちょうど良いバランスです。
まとめ
御影石のオーディオボードは、シンプルな見た目に反してしっかりとした効果を感じられるアクセサリーでした。価格的にもメーカー製ボードより導入しやすく、気軽に試せるのが魅力です。
「ちょっと音を引き締めたい」「手軽に振動対策をしたい」と思っている方にはおすすめできるアイテムだと思います。見た目の高級感もあって、システム全体をワンランク上に見せてくれるのも嬉しいですね。
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