真空管の代わりにソケットに刺すだけでトランジスタアンプになる！ Schiit Audioのソリッドステートチューブ LISSTを紹介・レビューします！

今回はSchiit Audioのソリッドステートチューブ LISSTを紹介・レビューします！

前回紹介した、Mjolnir2は通常は真空管アンプです。最初は真空管が付属しているのですが、オプションとして、Schiit Audioが製造しているLISSTというソリッドステートチューブを選択することもできます。

真空管のソケットに真空管ではなく、このLISSTを差し込むことで、トランジスタアンプとして動作するとのことです。

アンプを購入する際、真空管アンプにするかトランジスタアンプにするかという点は皆さん悩んだことがあると思います。それをモジュール一つで解決してしまったということですね。

外見はグレーの筒になっていて、メーカーロゴが入っています。この画像は旧タイプのものですが、現行のモデルは丸いフォルムの全く異なるものに変更されているようです。

重量もしっかりとあり、期待が高まりますね。

Mjolnir2に接続して、音出しをしてみると、真空管との違いがすぐに分かります。真空管では繊細なサウンドであったのに対し、LISSTを接続すると音の濃厚さが増します。繊細な音を聴きたいときには真空管、厚みのあるダイナミックなサウンドを楽しみたいときにはLISSTと使い分けができますね。

比較的安価に入手できますので、ぜひ試してみてください。